デンカは7月11日、6月14日に同社、新潟県糸魚川市の青海工場で発生した事故について、現在、関係当局が事故原因を調査中であり、同社は当局の調査に全面的に協力しており、また、同社においても関係当局の調査と並行して社内調査を行ってきたが、より専門的な調査により徹底した事故原因の究明および再発防止策の策定を行うため、社外の有識者および専門家を招聘し「事故調査委員会」を設置したと発表した。
設置日は、2023年7月11日、設置目的は、事故原因の究明および再発防止策の策定となる。今後、第1回事故調査委員会にて委員長を決定する予定で、同委員会による事故調査報告書がまとまり次第、別途開示する。
青海工場の所在地は、青海地区、新潟県糸魚川市大字青海2209、田海地区、新潟県糸魚川市大字田海1110、生産品目は、カーバイド、石灰窒素肥料、特殊混和材、アルミナ繊維、セメント、ポバール、クロロプレンゴム、高純度モノシランガスなど、従業員数は、約1250名となる。
同社は、この度亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族に対しお悔やみ申し上げるとしている。
また、負傷された方々にお見舞い申し上げ、近隣住民の方々をはじめ、多くの取引先、関係者の方々にご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げるとしている。