住友ゴムグループは7月14日、同社ダンロップスポーツマーケティングが打感と寛容性を重視した軟鉄鍛造の「クリーブランド RTX DEEP FORGED2ウエッジ」を2023年8月10日から販売すると発表した。
独自の熱処理とバックフェースの肉厚構造により、フェースを開いたショットでもボールが吸い付くようなやわらかい打感を実現する。そして、安心感のある大きめのヘッドでありながら、ショットのイメージが湧きやすいフォルムで高い操作性と優れたスピンコントロール性能を発揮する。
メーカー希望小売価格はダイナミックゴールドシャフト装着モデルが2万5300円(税抜2万3000円)、KBS TOUR LITE スチールシャフト装着モデルが2万6400円(税抜2万4000円)となる。
稲森佑貴選手は、「安心感があり、フェースを開いても構えやすく、ショットのイメージが出しやすい。打感もとてもやわらかく、フェースにしっかり乗ってスピンが効くので気に入っている」とコメントしている。
「クリーブランドRTX DEEP FORGED2ウエッジ」の特長は、「軟鉄鍛造ならではの打感」と操作性の高い「シャープな形状」であるため、繊細なコントロールショットが可能になり、ボールが吸い付くようなやわらかい打感と操作性に優れたヘッド形状の軟鉄鍛造ウエッジであるという点。
製法と構造の特長として、熱処理をする時間と温度をコントロールした独自の熱処理を施したS20C軟鉄鍛造ボディと、打点部を厚肉化したバックフェースによりやわらかい打感で繊細なタッチを実現する。
バックフェースの厚肉部をトウ側に拡大しており、厚肉部をトウ側に拡大させたことで、フェースを開くショットでもボールが吸い付くような、やわらかい打感を実現する。
操作性が高く、スピンが効くヘッド形状となっており、安心感のあるやや大きめな顔でありながらアドレス時にフェースを開きやすく打ち込みやすい形状にすることで高い操作性と優れたスピンコントロール性能を実現する。
その他、「卓越したスピン性能」を発揮するテクノロジー「HydraZip」(ハイドラジップ)フェースと「ULTIZIP」(アルチジップ)グルーブで、あらゆる状況で優れたスピンコントロール性能を発揮するという特長もある。
ハイドラジップは、ロフト別にフェース表面加工を最適化し、ラフやウエット時など芝や砂、水分などがボールとフェースに入り込むような悪条件でのスピン性能が向上した。
アルチジップグルーブは、最大19本の高精度設計グルーブ(溝)となる。深く狭いグルーブが強烈なスピンを生み出し、特にラフやウエッジ時など悪条件下でも優れたスピンコントロール性能を発揮する。
他にも、日本のゴルフコースに適応した寛容性となっており、ワイドなソールが芝の上を滑りやすく、振り抜きやすくさせるためミスを軽減させるという特長もある。
クリーブランドゴルフのウエッジの中ではやや大きめのヘッドとなり、構えたときの安心感と優れた操作性を生み出す。高い慣性モーメントと振り抜きやすいソール設計となっており、ボールの浮き沈み幅が大きく、上下打点がばらつきやすい日本特有の芝でも安定したアプローチを実現する。
2023年07月18日