市販用タイヤは下方修正 JATMA、23年年央見直し発表

2023年07月20日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は7月14日、2023年の自動車タイヤ国内需要年央見直しを発表した。それによると、2023年の需要見通しは、新車用タイヤ合計が3816万本で前年比110%へ修正し、市販用タイヤ合計が6801万6000本で同98%へ修正した。昨年12月7日に発表した当初見通しからは、新車用は3ポイント上方修正したが、市販用は3ポイント下方修正した。
 需要見通しの前提となる経済環境では、実質経済成長率は当初見通しの2・2%から1・5%へ下方修正した。自動車生産台数は862万7000台で同110%と見込んでいる。国内販売台数は当初見通しを上回る同116%、輸出台数は同104%とした。
 ◆新車用
 乗用車用タイヤは23年上期実績は同120%

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