住友ゴム工業は７月19日、同社の子会社であるスポーツサーフェスが販売、施工するテニス用ハードコート「デコターフ」と、住ゴム産業が販売、施工するテニス用砂入り人工芝「オムニコート」が有明テニスの森公園（東京都江東区）の屋外コート全39面（「デコターフ」23面、「オムニコート」16面）に採用されたことを発表した。同公園での「デコターフ」の採用は、２０１１年に初めて採用されてから３回目、「オムニコート」の採用は今回が初めてとなり、同公園の内のコロシアム、屋内コート10面の「デコターフ」と合わせて、全49面が同社グループ製品のコートとなった。
「デコターフ」は40年以上にわたり、国際的な大会会場で採用されているハードコート。日本でも国体会場などに採用されており、その実績が評価され２０１９年に続いての採用となった。
また、有明テニスの森公園の「デコターフ」は日本で初めて、同社の持つ高い施工技術（コート面の凹凸の修正）が国際テニス連盟（ＩＴＦ）に認められ「Ｔｗｏ Ｓｔａｒ」の称号を獲得している。
オムニコートは自然なボールバウンドと足腰にやさしいプレー性をもち、趣味でテニスを楽しまれる方やシニア世代の方に利用いただきやすいコートとなっている。今回採用された芝のカラーをブルーにした「オムニコートブルー」はボールの視認性を一段と高め、プレー性の向上に貢献する。
また、「オムニコート」は日本で初めてのテニス用砂入り人工芝であり、今年で発売から40周年を迎えた。全国各地に累計１０００万㎡以上の施工実績があり、テニスプレーヤーのフットワークを支えている。
同社は、今後も競技施設の整備やダンロップブランドで展開しているテニス用品の販売やスクール運営などを通じ、総合的なテニス環境の向上に貢献していく。
ハードコート「デコターフ」
砂入り人工芝｢オムニコート」
