(株)アシックス(本社 神戸市、尾山基社長)は、「ナチュラルランニング」をコンセプトにした、スポーツやレジャー、タウンなどさまざまなシーンで着用できる機能とデザインのランニングシューズ「ASICS33(アシックスサーティースリー)」8品番を、2月1日から全国のスポーツ用品店、百貨店などで発売する。
メーカー希望小売価格は8,085円(本体7,700円)から12,390円(本体11,800円)で、初年度はシリーズ全体で150,000足の販売を予定している。
「ASICS33」は、足が本来持つ自然な動作ができるようアシックススポーツ工学研究所で研究、分析した機能を盛り込みながら、軽さと履き心地の良さも追求した新シリーズ。人間の足首から足先までには33か所の関節があることにちなんで名付けられた。
ランニングシーンはもちろん、街履き用としてなど日常でも着用できるよう、コントラストを強めた配色にしてポップな印象に仕上げ、靴底のサイドに多くの溝を付けて軽やかに見せるなどデザイン面にもこだわっている。
靴底は、かかと部からつま先にかけて長い溝を設けた「ガイダンスライン」構造を採用。溝に沿って周囲の素材が変形するため荷重が溝付近に集まりやすく、左右のブレを抑えて蹴り出す方向も安定しやすくなっている。また、横方向に大きな溝を複数設けることで、足本来の動きにフィットし路面を確実にとらえ ながら前に推進しやすくなっている。さらに、衝撃緩衝材「GEL(ゲル)」を 内蔵し、クッション性も高められてもいる。
近年のランニングブームに伴いランニングに対する価値観も多様化し、シューズについては、競技志向の強いタイプのほか、確かな機能があって気軽に走れ、かつ、 タウンユースとしても使えるようなカジュアルなデザインのタイプを好む声も多く聞かれる様になった。
このような背景から今回新たに開発・発売される同商品を、同社は戦略商品と位置付け、TVCMをはじめとする各種広告宣伝活動にも力を入れるなど積極的に展開していく。