SUV用スタッドレスタイヤ発売 住友ゴムが9月から

2023年07月25日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月21日、カスタムを楽しむための存在感抜群なデザインを採用したSUV用スタッドレスタイヤDUNLOP(ダンロップ) 「GRANDTREK XS1(グラントレック エックスエス1)」を9月から順次発売すると発表した。
 近年需要が高まっているコンパクトなSUV車両を対象とした全2サイズの展開で、価格はオープン価格となる。
  「グラントレック エックスエス1」は、従来品の冬タイヤにはないオフロードライクなパターンと、好みのデザインを外側に装着可能とした2種類のサイドデザインを採用した。同時に深雪や氷上路面においても優れたグリップ性能とトラクション性能を発揮する。
 「グラントレック エックスエス1」は、夏タイヤに比べデザイン面における選択肢が限られるスタッドレスタイヤ市場において、冬でもカスタムやドレスアップを楽しみたいというユーザーの声を受けて誕生した。
 ブロック形状の大きなパターンに加え、スタイリッシュなホワイトレターとアグレッシブなブラックレター・バッドレスデザイン(パターンデザインとブラックレターの間)の両側が異なるサイドデザインを採用している。
 性能面では、マクロ領域での剛性とナノ領域での柔軟性を両立する「ナノフィットゴム」を採用し、凍結路面に密着し強力なグリップ性能を発揮する。また、専用のパターン設計によって、雪上路面における高いグリップ性能とトラクション性能を実現する。
 商品特長は、パターンとサイドウォールの高いデザイン性という点や、専用のパターンとプロファイルによる深雪対応の雪上性能があるという点、「ナノフィットゴム」採用による優れた氷上性能があるという点となる。
 パターンデザインには、優れた深雪性能を発揮するブロック形状のオフロードライクなパターンを採用している。
 サイドデザインは、片側がスタイリッシュなホワイトレター、もう一方は3Dロゴのブラックレターに雪山をイメージしたバッドレスデザインを掛け合わせた。車両に合わせ好みのサイドウォールを外側に装着することで異なるデザインを楽しむことができる。
 専用のパターンでは、ポケット状の広い空間の溝を配列することで雪をつかみながら優れたグリップ性能を発揮し、幅広のラグ溝と剛性の高い大型のショルダーブロックによって高いトラクション性能を実現する。
 さらに専用のプロファイルで接地圧を均一化することで、接地面全体で高い駆動力を発揮できるなど、深雪でも走り切れる技術を搭載している。
 ベースコンパウンドには、「ナノフィットゴム」を採用し、マクロレベルでは剛性を保ちつつ氷上でのエッジ効果を発揮、ナノレベルではゴムの柔軟性を発揮しアイスバーンの凹凸に密着する。
 またパターン技術おいても、一部サイプの深さを最適化しブロックの倒れ込みを抑制することで、接地面積が増えタイヤが氷にしっかり密着する。
 サイズは、リム径16インチ、偏平率70%のタイヤサイズが、LT215/70R16 100/97N、偏平率85%のタイヤサイズが185/85R16 105/103L LTとなる。

グラントレック エックスエス1ホワイトレター側

グラントレック エックスエス1ホワイトレター側

グラントレック エックスエス1ブラックレター側

グラントレック エックスエス1ブラックレター側

車両装着イメージ

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