横浜ゴム、まごころ基金 かものはしプロジェクトに寄付

2023年07月27日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは7月26日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2023年7月、認定特定非営利活動法人「かものはしプロジェクト」へ活動支援金を寄付したと発表した。
 同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。
 「かものはしプロジェクト」は「子どもが売られる問題」をなくし、世界の子どもたちが未来への希望を持って生きられるようにすることを目的に2002年に設立した。
 カンボジアから活動をスタートし、現在はインドでサバイバー(人身売買被害者)の人たちに対するサポートや人身売買できない社会的仕組みをつくる活動を行っている。また、日本では児童虐待の防止や児童養護施設を出た若者の巣立ちを支援する活動に取り組んでいる。今回の支援金はインドでの活動に役立てられる。
 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立した。
 同社はマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
 同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく。

インドで開かれたワークショップの様子

インドで開かれたワークショップの様子

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