東洋紡は７月27日、厚生労働大臣より、高い水準で子育て支援に取り組む企業として「プラチナくるみん」認定を初めて取得したと発表した。
「プラチナくるみん」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育てをサポートしている企業として「くるみん」認定を受けた中から、育児と仕事の両立を支援する制度の導入や利用が進むなど、より高い水準の取り組みを行っている企業に対して与えられる認定となる。
同社では、従業員のワークライフバランスの実現を後押しするため、これまで、育児・介護、フレックスタイム、テレワーク（在宅勤務）などの制度を整備してきた。
２０１９年には、男性の育児休業取得を促進するため、育児休職の最初の５日間を有給とする制度を導入。２０２２年度の男性従業員の育児休業取得率は１０４・３％に達した。
また、出産後の女性が継続して就業・活躍できる環境づくりに向け、メンター制度の導入や、リーダー候補の女性や管理職を対象とする社内セミナーを開催。２０２２年度には、子の１歳の誕生日に在職（育休中を含む）している女性従業員の割合が 97・８％となった。
これらの取り組みが評価され、今回の「プラチナくるみん」初認定に至った。
同社グループは、今後も、ライフサイクルに応じた柔軟な働き方を可能とするなど、個々の能力を発揮しやすい環境の構築に引き続き努めることで、持続的な成長を目指すとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していく。
