ロンドン五輪ウエア
（株）アシックス(本社 神戸市、尾山基社長)は、第30回オリンピック競技大会(2012年ロンドン)に出場する日本代表選手団に、オフィシャルスポーツウエ ア(ウィンドブレーカー上下)とバッグ(バックパック、キャスターバッグ)を提供する。
今回の提供は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)とのオフィシャルパートナーシップ契約に基づくもので、これらのアイテムは、選手村や移動の際に使用されることになる。
・提供するオフィシャルスポーツウエアおよびバッグの主な特徴について
＜デザインテーマ＞
デザインテーマは「日本・ニッポン」。毛筆の書体で漢字の「日本」という文字をグラフィックとしてウィンドブレーカーの左胸部分とバックパックの上部蓋部分に力強く描いている。世界の舞台で日本をアピールできるよう漢字や毛筆の書体を採用したほか、大きく力強く描くことで震災から復興する日本を世界にアピール。また、日本全体が元気になるようにとの思いも込められている。
＜アイテムの特徴＞
・ウィンドブレーカー上下
ジャケットはホワイトをベースに左脇と左袖内側にレッドのラインを施し、左胸には「日本」を、背中には「JAPAN」の文字を配している。パンツカラーはネイビーの一色。
ロンドンの気候を考慮し、ジャケットには、はっ水効果の高い素材を採用しているほか、収納式のフードが取り付けられている。左胸には透明の内ポケットが付けられており、写真やお守りなどを身につけることができる使用になっている。
パンツには伸縮性の高いクロス素材を使用。着用時のつっぱり感を少なくし、着心地の良さが実現されている。また、高密度な作りのため風を通しにくく保温性に優れてもいる。
日中と朝晩、室内と室外などの気温差を考慮し、ジャケットの袖と、パンツのひざ部分にファスナーをつけて、それぞれ着脱できるようにしている。ベストとハーフパンツになる構造で、好みに合わせてアレンジできるようになっているのが特徴。
・バッグ(バックパック、キャスターバッグ)
バックパックは、本体の素材に丈夫で水を通しにくい合成皮革を使用。開口部分が蓋のような形状となっているため、雨水が浸入しにくい構造になっている。また本体内部にはA4ファイルサイズ程度までのノートパソコンが収納できるポケット、外側にはショルダーストラップ部分に背負った時に使いやすいポケットをつけるなど、大会中のあらゆるシーンを意識した構造にもなっている。
キャスターバッグは、国際線機内持ち込み可能サイズの (L)38×(H)53×(W)24cm。規定内ながらも容量を確保するため、強度を維持しながら持ち手を収納するパーツを薄くしたほか、キャスター部分の形状を変えるなど無駄のない構造にされている。
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