日本ミシュランタイヤは7月31日、「ミシュランガイド東京2024」を12月5日に、「ミシュランガイド京都・大阪2024」を来年4月9日にデジタルで公開すると発表した。
最新の掲載店はミシュランガイド公式ウェブサイト及びミシュランガイド公式アプリで全世界一斉に公開し、タイムリーに情報を届ける。また、本年度は「ミシュランガイドセレモニー」を実施し、4年ぶりとなる行動制限のない発表会は「SAIKAI(再開・再会)」をテーマに多くの掲載店を招待する予定となる。
「ミシュランガイドセレモニー」では全掲載店と共に、デジタルで先行公開しているNewの飲食店・レストランの評価も発表する。
書籍は「ミシュランガイド東京2024」を2023年12月8日、「ミシュランガイド京都・大阪2024」を2024年4月12日発売となる。
「ミシュランガイド東京2024」の発売日は、2023年12月8日、定価3498円(本体3180円プラス税10%)、ISBNコードは、978-4-904337-13-4 C2026、発行は同社、判型は A5変形、言語は日本語・英語となる。
「ミシュランガイド京都・大阪2024」の発売日は、 2024年4月12日、定価3498円(本体3180円プラス税10%)、ISBNコード、978-4-904337-37-0 C2026、発行は同社、判型はA5変形、言語は日本語・英語となる。
ミシュランガイド公式アプリは、iOS、Androidともに二次元バーコードからダウンロード可能となる。
ミシュランガイド公式アプリは、世界のミシュランガイドセレクションが一つになっており、先行公開により、最新のセレクションが入手可能、周辺検索、旅先の検索にも活用でき、お気に入りやリストを共有可能、その他、ミシュランガイド公式ウェブサイトの内容をカバーしており、ホテルセレクションも閲覧・予約可能、ダウンロード無料となる。
ミシュランガイドは、1900年8月、最初のミシュランガイドがフランスで発行した。当初、ドライバーのために作成したこのガイドには、タイヤの使い方と修理方法、自動車修理工場のリスト、ガソリンスタンド、ホテルやレストランなどの実用的な情報を多数掲載していた。
ミシュラン兄弟が目指したのは、自動車の活用を促進し、ひいてはタイヤ市場を発展させていくために、旅をより安全で楽しいものにすること、つまりモビリティを向上させることだった。これは現在も、タイヤはもちろん、ミシュランの地図、ガイドブックなど各種刊行物を含めた共通の目標になっている。
1911年にヨーロッパ中を網羅したガイドブックが完成し、1926年、「おいしい料理を星の数で表す」評価法がスタートした。ミシュランガイドはまたたく間に美食ガイドの代表格となった。
2005年、北米に進出してニューヨーク版、2006年にはサンフランシスコ、その後もラスベガス、シカゴ版を次々と発行し、2007年、「ミシュランガイド東京2008」をアジア初として発行した。
2009年には国内2番目として「ミシュランガイド京都・大阪 2010」を発行した。その後も香港・マカオ版やリオデジャネイロ・サンパウロ版、シンガポール版、ソウル版、そして近年ではトロント、バンクーバー、イスタンブール、マレーシア、ベトナムなどエリアを拡大。対象エリアは現在世界40エリア以上に及ぶ。
同社は「すべてを持続可能に」という企業ビジョンのもと、人(People)、地球(Planet)、利益(Profit)三方良しの理想を叶え、2050年までに100%持続可能なタイヤを製造することを約束している。
大西洋で帆船による海上輸送の推進、東南アジアの天然ゴム栽培および森林保全の最適化、自動車産業の電動化への貢献など、グローバルに脱炭素への取り組みを進めている。
同社は、フランス クレルモン、フェランに本社を置くモビリティの世界的なリーダー。
13万2200人以上の従業員を擁し、175ヵ国で持続可能なモビリティの実現のため、ユーザーにとって最適なタイヤ、サービス、ソリューションを提供している。
67製造拠点で、約1億6700万本のタイヤを製造(2022年実績)するとともに、デジタルサービス、旅行ガイド、ホテル・レストランガイド、地図など、皆様のモビリティをユニークで充実した体験にする手伝いや、多様な産業に提供するハイテク素材を開発している。
2023年08月01日