ブリヂストンは7月31日、三菱ふそうトラック・バスの新型「eCanter」の新車装着用タイヤとして、「R202」(アールニーマルニ)を納入することを発表した。
新型「eCanter」は、今日の都市が抱える騒音や排ガス、CO2低減の課題を解決するソリューションとして2017年に発売した国内初の量産型電気小型トラック「eCanter」の次世代モデル。今回、6年の運用経験に基づいて、シャシラインナップ大幅拡充や、モジュール式バッテリーを採用することでより多くの物流ニーズに対応し、カーボンニュートラル輸送の実現を加速するソリューションとして大きな進化を遂げている。
これまで同社は、長年にわたる共創において、三菱ふそうトラック・バスが様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回新型「eCanter」に装着される「R202」は、タイヤの環境性能と運動性能を両立する革新的なタイヤ基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を採用した同社の「断トツ商品」の一つ。トレッド部に転がり抵抗を低減するゴムを採用する事により、安全性能や操縦性能などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、低電費性能を向上している。これにより、新型「eCanter」の航続距離の伸長を最大限に引き出すことでCO2削減や電費向上につながり、カーボンニュートラル輸送の実現と経費削減等、社会価値と顧客価値の創造を両立していく。
同社は、プレミアムタイヤ事業を強化し、新たなプレミアムの創造に取り組んでいる。「EV時代の新たなプレミアム」として「エンライトン」をタイヤ基盤技術から商品、ビジネスモデルへと価値を拡大し、「ENLITENビジネス戦略」へ進化させていく。これにより、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Energy カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えること」にコミットしていく。
2023年08月01日