第24回ゴム技術フォーラム 6月21日開催決まる

2011年04月18日

ゴムタイムス社

ゴム技術フォーラムは、ゴム産業の将来展望を目指した技術開発のあるべき姿を追求すべく、異業種を含めた多分野から講師を招聘しての勉強会と特定テーマに よる調査研究、さらに年1回の公開フォーラムにおける講演、報告、討論および出版物の発行を通じて提言、提案を行っている。
21世紀は今までのハードマテリアルに代わってソフトマテリアルの時代と言われ、従来型ゴムの更なる性能・機能向上とともにゲル、超分子、液晶など新た なソフト材料、新たな用途開拓に向けたシーズ、ニーズの把握とその展開がゴム産業の進展と裾野拡大にとって重要と考えられている。
同フォーラムでは2010年度から「ソフトマテリアルの高機能化」調査委員会(調査委員長=東京工業大学・扇澤敏明准教授)を発足させ、調査研究を開始 したが、その中間報告として、ソフトマテリアルに関して物理の権威である京都大学大学院理学研究科・太田隆夫教授、ゲル研究の権威である理化学研究所特別 顧問・長田義仁北海道大学名誉教授の2氏の基調講演を交え、第24回公開フォーラムを開催する。当初は3月25日に予定していたが、東日本大震災のため延 期、このほど6月21日に開催することを決めた。
〈ゴム技術フォーラム〉
▽日時=6月21日午前10時~午後5時。
▽会場=東京電業会館・地下大ホール。
▽開会挨拶=竹村泰彦ゴム技術フォーラム代表。
▽基調講演=「ソフトマター物理とその展開」太田隆夫氏。
▽基調講演=「生物のような材料で生物のような機能を(インテリジェントゲルの未来)」長田義仁氏。
▽各論報告=WG1・ゴム・エラストマー調査委員会WG1リーダー・杉田 智明氏。
▽各論報告=WG2・ゲル・超分子調査委員会WG2リーダー・川添真幸氏。
▽各論報告=WG3・プラスチック、繊維、液晶調査委員会WG3リーダー・佐藤尚彦氏。問い合わせ先=公開フォーラム(電話03-3401-2957)。

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