東洋ゴム工業㈱のタイヤ事業で、ニットーブランドを展開しているニットータイヤUSA(水谷友重社長)は、全日本空輸㈱の一部路線を除く国際線全路線とボーイング787が就航する国内路線において、ドキュメンタリー番組「雪にまけるな~さっぽろ雪まつりの起源~」を機内上映番組として提供すると発表した。
ニットータイヤUSAは、米国でビジネスを行う日系企業として、感謝の念を持って謙虚に社会へ還元できる取り組みを行う、という考え方をもとに、様々な取り組みをCSRの一環として行っている。今回の番組提供は、ニットータイヤが日本人の良さを伝える隠れた話を掘り起こし、映像として残し、現在の若者に勇気を伝えていくことを考え、提供に至った。
番組の内容は、冬の北海道の代名詞である「さっぽろ雪まつり」。この雪まつり誕生には、冬の間じゃまもの扱いである雪を何とか町の活性化に使えないかと考え、奔走した人々がいる。当初の雪まつりでは高校生が中心となって雪像を作成、その後の雪まつりの発展の過程を当時の関係者へのインタビューなどを通して取材したドキュメンタリー番組。
番組では、札幌市の大通公園の由来や北海道という名前の名付け親である松浦武四郎にもスポットをあて、北海道の奥深さを伝えている。
さっぽろ雪まつりは2月6日から12日まで、3つの会場で行われる。大通会場は大通公園西 1丁目から西12丁目まで。つどーむ会場は札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム(愛称=つどーむ)。すすきの会場は南4条通りから南6条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道。
2012年01月11日