大内新興 須賀川 順調に生産を再開

2011年04月18日

ゴムタイムス社

東日本大震災により福島県の2工場(原町工場、須賀川工場)が被災した大内新興化学工業㈱(大内康平社長)は4月12日、両工場の復旧状況を明らかにした。
原町工場は 福島第一原子力発電所20Km圏内の避難指示区域に指定されており、生産は再開されていない。
原町工場の製造品目であるチアゾール系及びスルフェンアミド系加硫促進剤については代替品として同社合弁会社製品を紹介している。同社は2003年に中国 河南省に濮陽蔚林大内化工有限公司(合弁会社)を設立しており、同社の技術指導の下、品質保証システムを含め、ノクセラーブランドとしてチアゾール系及び スルフェンアミド系加硫促進剤を商品化している。合弁製品については、主に日系の海外工場へ納入している。
須賀川工場は 4月7日と11日に福島県で震度5前後の余震が発生したが大きな影響はなく、計画に従って順調に生産を再開している。
㈱プレパック二本松工場は4月7日と11日の余震の影響もなく、3月末から生産活動を順調に再開している。

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