TOYO TIREは8月7日、同社グループの財務情報と非財務情報を統合的に開示する年次報告書として「統合報告書2023」を発行し、同日、同社企業サイトに公開したことを発表した。
同社は、中期経営計画「中計21」で事業経営の基軸にサステナビリティ、ESGを組み込んでいくことで事業を通じて社会課題を解決し、社会価値の創出につなげ、持続可能な社会の実現に貢献することを表明した。今回、初めて統合報告書を制作するにあたり、同社が社会にどのような価値の創出をめざしているのかステークホルダーに伝えるべく、価値創造プロセスを体系的に整理し、図示している。
同社の価値創造プロセスでは、社会からさまざまな資本を借りて、同社の強みの光る事業構造、独自の事業戦略をもとに経営を行ない、同社ならではのビジネスプロセスを通じたアウトプットをアウトカムとして転換、社会へ還元していく。生・販・技の機能組織の連携を図ることで強みを発揮し、経済価値のみならず環境価値、社会価値に換え、社会への往還を生み出すことで同社グループの存在意義を追求していきたいと考えている。
同社は今後、本報告書をステークホルダーとの対話の土台に据え、それらのコミュニケーションを通じて同社の企業価値をさらに高めていく。
2023年08月08日