日本インシュレーションは8月7日、以前より岐阜工場及び北勢工場で製造しているけい酸カルシウム製品の内、はっ水処理製品は北勢工場にてリサイクルを行っていたが、この度岐阜工場においてもはっ水処理製品のリサイクルも開始したと発表した。
これまでは、岐阜工場で発生したはっ水処理製品の工程廃材等は、北勢工場にて無はっ水化処理後にリサイクルするか産業廃棄物として処分していた。
しかし、近年はっ水処理製品の需要増に伴う工程廃材等の増加により、北勢工場での処分が追い付かなくなったため、岐阜工場でもはっ水処理製品のリサイクルを開始した。
岐阜工場でもはっ水処理製品のリサイクルを行うことにより、更なるリサイクル促進、産業廃棄物収集運搬にかかるCO2排出量削減等に貢献する。
同リサイクルは自社工場で発生したはっ水処理製品をリサイクルするためのものだが、今後は工事現場等で発生した自社のはっ水処理製品残材をリサイクル使用する広域認定制度(環境大臣認定)、他社のはっ水処理製品残材をリサイクル使用する産業廃棄物処分業(中間処理、岐阜県知事許可)に同無はっ水処理製品化処理設備を追加し、変更手続きを行うことにより、より多くのけい酸カルシウム残材のリサイクルを推進していく予定となる。
2023年08月09日