リケンテクノスは8月9日、三重県⻲⼭市に所在する基幹⼯場の熱可塑性エラストマーコンパウンドの⽣産設備を増強することを正式決定したと発表した。
同社の基幹⼯場のひとつである三重県⻲⼭市の三重⼯場では、コンパウンド・フィルム・⾷品包装⽤ラップを製造している。
2023年7⽉開催の取締役会にて、熱可塑性エラストマーコンパウンド(TPE)⽣産設備を増設することを正式に決議した。2025年冬に本格稼働を予定している。
TPEは加硫ゴムと⽐較して、軽量で成形時の⼆酸化炭素の排出量が少ないという特⻑があり、⾃動⾞⽤部材の軽量化や燃費向上等に貢献する。また、リサイクル性に優れているという利点もある。
⽣産設備の増強により、⾃動⾞⽤部品⽤途を中⼼とするゴム代替素材の需要増加に対応するとともに、拡販を推進していく。
2023年08月09日