日本、東南アジア好調で増収増益 西川ゴムの4~6月期 

2023年08月10日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の23年3月期第1四半期連結決算は、売上高が273億900万円で前年同期比21・5%増、営業利益が7億3100万円(前年同期は営業損失3億7900万円)、経常利益が17億4100万円同286・2%増、四半期純利益が13億3300万円で同426・9%増となった。
 地域別では、日本は自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は130億7100万円で同27%増、営業利益は9億1300万円(前年同期は営業損失5億7300万円)となった。
 北米は自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は95億円で、同30・1%増となった。営業損益は、労働環境の逼迫による特別費用の支出に加え、為替の影響等により、営業損失は6億9100万円(前年同期は営業損失5億1000万円)となった。
 東アジアは自動車生産台数が前年同期比で減少したことに加え、同社の受注車種が大幅に減少した影響などにより、売上高は28億8500万円で、同26・5%減となり、営業損失は6500万円(前年同期は営業利益4億円)となった。
 東南アジアは自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより、売上高は32億900万円で、同36・2%増となり、営業利益は5億7300万円で、同96・1%増となった。
 通期の業績予想は、前回の予想を修正し、売上高は1044億円で前期比6・3%増、営業利益は34億円で同342・2%増、経常利益は44億円で同93%増、当期純利益は24億円で同13・8%増を見込んでいる。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー