ブリヂストンは8月9日、オンラインで石橋秀一代表執行役グローバルCEOや菱沼直樹グローバルCFOらが出席し、23年12月期第2四半期決算説明会を開催した。
23年12月期第2四半期の売上収益は2兆1017億600万円で前年同期比11・4%増、調整後営業利益は2383億200万円で同15・3%増、営業利益は2506億2000万円で同44・0%増、四半期利益は1832億9800万円で同55・9%増となった。23年12月期第2四半期について石橋CEOは「米欧での市販用タイヤの需要が想定以上に厳しい状況下に置かれたが、乗用車用プレミアムの販売拡大や価格アップ、販売MIXアップに加えて、為替の追い風も重なり業績を確保した」と総括し、売上収益は初の2兆円超となった。。
23年12月期第2四半期のタイヤ販売本数(累計)は、乗用車ライトトラック用(PSR/LTR)がグローバルで前年比5%減、トラック・バス用(TBR)が同13%減、鉱山用タイヤ(ORR)は大型で同9%増。その中で、新車用は乗用車用、トラックバス用ともに半導体不足の緩和により車両生産を回復を反映し、前年比で需要回復の動きが継続している。「特に乗用車用高インチタイヤは回復の動きと共に車両の大型化やEV化などで販売が伸長している」(石橋CEO)と説明した。
乗用車では
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