横浜ゴムは8月10日、オンライン決算説明会を開催し、山石昌孝社長らが23年12月期第2四半期決算と23年12月期通期業績予想を説明した。
23年12月期第2四半期の売上収益は4431億6400万円で前年同期比13・2%増、事業利益は255億6600万円で同7・8%減、営業利益は281億8200万円で同4・6%増、四半期利益は276億7800万円で同18・8%増となった。第2四半期業績について山石社長は「原材料価格やエネルギー費の高騰、景況感の悪化など厳しい経営環境に置かれたが、MIX改善や値上げの浸透、拡販に努めたことで売上収益は過去最高となった」と述べた。
事業利益の増減要因は、タイヤ事業では、為替差が45億円、販売量が5億円、物流費等が72億円、価格MIXが36億円の増益要因となった。一方、原料価格が52億円、製造原価が61億円、固定費が33億円、YOHTが36億円、Y―TWSが10億円の減益要因となり、タイヤ事業で計34億円の減益となった。これにMBが17億円の増益要因、その他が5億円の減益要因
2023年08月17日