相模ゴム工業の24年3月期第1四半期決算は、売上高は16億4800万円で前年同期比20・7%増、営業利益は1億7800万円で同2・4%増、経常利益は9500万円で同78・6%減、四半期純損益は400万円となった。
ヘルスケア事業の売上高は1億2600万円で同27・4%増、営業利益は2億8300万円で同8・0%増となった。ポリウレタン製コンドーム及びラテックス製コンドームともに回復基調で、売上高は伸長し、マレーシアの生産子会社での原材料、エネルギーコスト高や操業度の低下はあったが、堅調に推移した。
プラスチック製品事業の売上高は3億2800万円で同1・7%増、営業利益は100万円で同75・1%減となった。原料価格は横這いで推移したものの、生産人員の不足から受注に対する効率的な連続操業を構築することに苦慮し、収益は低調に推移した。
入浴・介護サービス及びその他の事業は、売上高は5900万円で同10・2%増、営業損失は1400万円(前年同期は営業損失1400万円)となった。
24年3月期の連結業績予想については前回から変更はなく、売上高が61億円で前期比1・9%増、営業利益が8億円で同21・0%減、経常利益が7億円で同33・7%減、当期純利益が4億2000万円で同37・6%減を見込んでいる。
2023年08月18日