東アジアの売上は過去最高　日精ＡＳＢの10月～６月

　日精エー・エス・ビー機械の23年９月期第３四半期決算は、売上高が２４１億２１００万円で前年同期比４・９％増、営業利益は51億６７００万円で同21・８％増、経常利益は48億２００万円で同30・５％減、四半期純利益は33億９２００万円で同32・９％減となった。
　地域別では、米州の売上高は79億１３００万円で同１・７％減、セグメント利益は９億３５００万円で同８・６％増となった。好調なアフターサービス需要を背景に、金型および部品その他は増加したが、成形機の売上減少もあり減収となった。ただ、製品ミックスの変化による利益改善等により増益となった。
　欧州の売上高は45億５８００万円で同22・０％増、セグメント利益は3億８７００万円で同15・０％増となった。
　南・西アジアの売上高は75億円で同５・５％増と過去２番目の高さとなった。セグメント利益は10億８８００万円で同50・９％増となった。
　東アジアの売上高は41億４９００万円で同１・４％増と過去最高。セグメント利益は45億６５００万円で同４・６％増となった。 　23年９月期通期業績予想は変更なく、売上高は３４０億円で前期比12・３％増、営業利益は65億円で同17・０％増、経常利益は70億円で同21・６％減、純利益は50億円で同18・４％減を見込んでいる。