日産化学は8月24日、同社の 埼玉工場がJCPA農薬工業会が推進する「蜜蜂フレンドシップ計画」に参画したと発表した。
蜜蜂を始めとした訪花昆虫(花を訪れる昆虫)は、農作物の生産や自然環境を維持するために重要な役割を果たしている。 訪花昆虫に適切な生息地を提供するために、JCPA農薬工業会は「JCPA VISION 2025」活動の一環として「蜜蜂フレンドシップ計画」を立ち上げた。
この計画は、同会会員各社の関連事業所・所有地等の中で利用可能なスペースに訪花昆虫の好む植物を栽培する取り組みで、現在、11会員計30ヵ所において実施している。
同社はこの計画に賛同し、これまでも物質科学研究所(千葉県船橋市)や関係会社のNCアグロ函館(北海道函館市)の事業所内に蜜蜂類の蜂が吸蜜する樹木・地被植物を場内に植栽しており、このたび、埼玉工場においても同計画に参画した。
今後も同社グループはESGの一環である生物多様性の取り組みを行っていく。
2023年08月25日