横浜ゴムは8月25日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2023年7月、LGBTQの人たちへの支援や理解促進に取り組む認定特定非営利活動法人「ReBit(リビット)」へ活動支援金を寄付したと発表した。
同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。
「リビット」はLGBTQを含めた全ての子どもが、ありのままの自分で大人になれる社会を目指し、2009年12月に学生団体として設立された。
現在はNPO法人として、LGBTQについての理解を深めるため学校・企業・自治体などへの出張授業や研修、専用教材の提供や、LGBTQを含めた多様な「ちがい」を持つ人たちへ向けたキャリア支援などを行っている。今回の支援金は専用教材の作成と普及のために用いられる。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。同社はマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく。
2023年08月29日