TOYO TIREは8月31日、企業における健康経営の推進と健康社会の実現をめざして設立された「健康経営アライアンス」に参画したことを発表した。
同社では、働く従業員の健康管理を経営上の重要事項と捉えて戦略的に実践している。健康で活力ある従業員の業務姿勢が生産性の向上、組織の活性をもたらし、結果的に事業の発展と社会への価値創出につながっていくとの考えのもと、昨年11月、健康宣言を社内外に示した。
健康経営アライアンスは、重要な社会課題として健康経営に取り組む企業や団体が、業界を超えてアライアンスを組み、個別の活動や解決策を相互横断的に共有し、社会全体での健康経営基盤の底上げを図ることをめざしている。
同社では、従業員の健康に関わる各種課題を明確にするために健康経営戦略マップを作成し、諸施策の推進に取り組んでいる。これまでに長期欠勤の主要因であるメンタル疾患への予防対策をはじめ、喫煙に対する行動変容のきっかけづくりと段階的な全面禁煙に向けた取り組み、従業員の健康課題の把握と必要な対策検討を行なうストレスチェックの活用など、多角的に健康ケアを図っている。また、社員意識調査の結果分析を活用した従業員のマインドセットや組織風土の改善に向けた取り組み、製造現場における労働衛生面の定期点検と改善の取り組みなどを重ねている。
今回、健康経営アライアンスの設立趣旨に賛同、参画することにより、他企業と共同研究の推進や実践・成果の共有を積極的に進め始めている。今後、好事例や他社の知見を同社グループへ導入展開することにより、同社グループにおける健康経営の取り組みをさらに推進し、充実を図っていく。
2023年09月01日