ゴム用機械特集　日本ロール製造　試験研究設備の活用をＰＲ　新材料等の混練や圧延成形に

　日本ロール製造（東京都江戸川区、青木要助社長）の機械ロール事業部は、創業１３０年以上の歴史を持つ。
　同事業部はゴムやプラスチック加工機械の専門メーカーとして国内最大の実績を誇り、合成皮革、ビニルシート、建材などを製造するプラスチック加工機械と、タイヤなどのゴムを混練するゴム機械の製造・販売を行っている。取扱う機械は、主にカレンダーロールをはじめミキシングロール、インテンシブミキサー、ストレーナなど多岐に渡る。

　今期（23年９月期）の上半期（22年10月～23年3月）の需要動向は、「計画通りに進んだ。受注環境もコロナ禍から回復し、主にプラスチック機械の需要が多かった。そのほとんどが老朽化による更新の案件だった」（同社）という。