ダイハン(東京都大田区、森大作社長)は2025年で設立60年を迎える。
同社は設立して以来、国内外のゴム工場に欠かせないゴム用機械の製造・販売を手掛けている。販売するゴム用機械は、主に押出成形機、プレス等の型物成刑機、ロール等の混練機の3分野となっている。
22年度(23年9月期)の需要動向を振り返ると、受注状況は堅調に推移しており、特に型物成形機が伸びている。ユーザーの投資意欲が回復してきたため、老朽化による更新や増設の需要が多いという。一方、押出成形機や混錬機は型物成形機と比較すると落ち着いており、型物成形機が押出成形機や混錬機の需要をカバーしている状況だ。