ミシュラン、オフィシャルパートナー決定 映画「グランツーリスモ」

2023年09月06日

ゴムタイムス社

 ミシュランは9月4日、ソニー・ピクチャーズ配給の映画「グランツーリスモ」のオフィシャルタイヤパートナーに決定したことを発表した。
 ソニー・ピクチャーズ配給の映画「グランツーリスモ」はすべてのモータースポーツとクルマのファンに向け、9月15日(金)より全国の映画館で公開される。映画「グランツーリスモ」は前代未聞のプロジェクトに挑んだ男たちを描いた物語。ゲームのトッププレイヤーをプロレーサーに育成するプロジェクト「GTアカデミー」。そのプロジェクトを、プレイヤーの才能と可能性を信じて立ち上げたひとりの男(オーランド・ブルーム)、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー(デヴィッド・ハーバー)、そして幼い頃からレーサーになることを夢見るゲームプレイヤー(アーチー・マデクウィ)、世界屈指の過酷なスポーツへ挑む実話に基づいたストーリー。本作は感動的でスリルに満ちたアクションシーンが満載で、登場人物のそれぞれが内に持つ情熱と行動力によって、不可能なことはないということを証明していく。
 映画「グランツーリスモ」は世界各地の実際のサーキット(スロバキアのスロバキア・リンク、ドバイ・オートドローム、ドイツのニュルブルクリンク、オーストリアのレッドブル・リンク、ハンガリーのハンガロリンクなど)で撮影された。同作ではすべての車両に「ミシュラン パイロット スポーツ4S」または「ミシュラン パイロット スポーツ カップ2R」が装着されている。特に高性能なレーシングカーが登場するシーンのために、同社は実際のル・マンで走行する車両と同じく、最先端技術を惜しげもなく投入した「専用設計タイヤ」を供給している。
 同社とソニー・ピクチャーズのパートナーシップは、1997年にソニー・インタラクティブエンタテインメントのグループ会社であるポリフォニー・デジタルから発売されたビデオゲームソフト「グランツーリスモ」の最新作、「グランツーリスモ7」とのパートナーシップに関連している。
 同社はソニーとのパートナーシップの一環として、「グランツーリスモ7」に世界最先端のレーシングタイヤを提供している。これは、同社独自の数理的タイヤモデリングのノウハウだけでなく、実際の国際的なモーターレースで収集した膨大なスマートデータの成果でもある。ル・マンを代表とするFIA世界耐久選手権の最新世代ハイパーカーやIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するGTPプロトタイプは、すべてシミュレーター上で完全に仮想的に開発されたミシュランタイヤを装着してレースに臨んでいる。同社グループはデータドリブン・カンパニーとして、数多くの自動車メーカーとともに新型車を開発するため、最も革新的で洗練されたシミュレーション技術に投資してきた。
 映画「グランツーリスモ」は、幅広い世代の観客と関わる機会を提供することで、同社ブランドのプロモーションと、バーチャルの分野でも同社が持つ技術的進歩を紹介する役割を果たしている。

映画「グランツーリスモ」

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