ブリヂストンのタイ子会社であるタイブリヂストンカンパニーリミテッド(TBSC、田村亘之社長)は、タイのムアントンタニのIMPACT会場で開催されているタイ投資委員会(BOI)主催のBOIフェア2011に、「The Future Seeds」というテーマでパビリオンを出展する。期間は2012年1月5日から20日まで。
「The Future Seeds」は、球形のゴムの木の種子をモチーフとしたデザインのパビリオンで、ゴムの木の種子は、ブリヂストングループの商品の原点を象徴するものであり、また世界に優れた創造性と革新を与える知的な種を表現している。
パビリオンには、省エネルギーに貢献し、環境に優しい同社グループの素材を用いている。
屋根には、パビリオンを涼しく保つための素材や、太陽光を取り入れて明るさを保つだけでなく、発電も可能な素材、ドアや壁には再利用可能なガラス素材や、パビリオン内の気温を維持し、空調設備の省エネルギーに貢献するクールセーフを使用。さらに床には、ライフサイクルを終えたゴムの木から作った天然の素材を使用している。
またパビリオンは、ウェルカムゾーン、スピードトンネル、テクノロジーゾーン、ベターライフゾーンの4つに分かれており、ウェルカムゾーンではCEO荒川氏の映像が、スピードトンネルでは企業理念や歴史、テクノロジーゾーンでは最先端の商品、ベターライフゾーンでは環境に優しい技術をそれぞれ紹介している。