豊田合成、再エネに切り替え 記念体育館「エントリオ」

2023年09月11日

ゴムタイムス社

 豊田合成は9月7日、同社記念体育館でスポーツ試合やイベント運営などに使用する電力を再生可能エネルギー(再エネ)に切り替えたことを発表した。これにより23年度のCO2排出量を前年度比で約180トン削減する。
 同社は、2023年8月に新たに掲げた目標である2030年のカーボンニュートラル実現に向け、「生産技術革新と継続的な日常改善による省エネ」と「電力の再エネへの転換」を進めている。再エネへの転換においては、自社での太陽光発電やグリーン電力・非化石証書などを最適に組み合わせて再エネの利用を拡大している。
 同社記念体育館では、既設の太陽光パネルでの発電に加え、今回、愛知県内で発電された太陽光由来の環境価値であることを証明する「トラッキング付き非化石証書」を活用して、電力(年間400MWh)を再エネ化する。今後も様々な方法で電力の再エネ転換を進め、2030年のカーボンニュートラル実現を目指す。

豊田合成記念体育館「エントリオ」

豊田合成記念体育館「エントリオ」

 

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