豊田合成は9月8日、林野庁が森林整備を通じて積極的に脱炭素に貢献する企業や団体を表彰・認定する制度「森林×脱炭素チャレンジ2023」において、「グリーンパートナー2023」に認定されたと発表した。
同社では、長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)の柱の一つに「環境保全・自然共生」を掲げ、里山づくりやビオトープの設置、河川・干潟の保全などに取り組んでいる。
今回認定されたのは、岐阜県美濃加茂市の「樹守(きもり)の里」および、静岡県周智郡の「睦実(むつみ)の里」で推進している、行政と連携した森林整備(里山づくり)となる。
これらの活動拠点では、生物多様性の保全やCO2を吸収する緑地の機能を高めるとともに、社内イベントとして従業員とその家族による里山づくり、木工工作やウォークラリーといった楽しみながら環境意識を高める場としても活用している。また、森林整備から出た間伐材と自社の生産工程で発生した端材(ハンドルの本革)を組み合わせたペンケースや名刺入れなどの商品化も積極的に行っている。
2023年09月11日