カーボンブラック協会はこのほど、2023年の需要見通しを発表した。
日本自動車タイヤ協会と日本ゴム工業会の見直しをベースに、カーボンブラックの輸出入などを織り込み、23年のカーボンブラック需要の見直しを行った。
内需と輸出を合わせた今年のカーボンブラックの総需要は、70万8390tで22年実績見込み比1・5%増と予測され、23年見込み72万7250tで同4・2%増から2・7ポイント下方修正した。
需要予測の内訳は、タイヤ向けが47万5690tで22年実績見込み比2・9%増、ベルトやホースなどの工業品が
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