ダイセルは9月11日、サステナブル素材に特化した総合展示会「第3回 サステナブルマテリアル展」(会期:2023年10月4日~10月6日、会場:幕張メッセ)に出展することを発表した。
本展示会は、生分解性樹脂やセルロースなどの環境配慮型素材の他、リサイクル可能材料など、サーキュラーエコノミーの実現に向けた技術、資源、材料が一堂に集まる、世界最大規模の「サステナブルマテリアルの総合展」。
木材由来の天然高分子「セルロース」を原料とする世界初の人工プラスチック「セルロイド」が同社名の由来であり、同社誕生の起源であることから、セルロース骨格をイメージした六角形モチーフのブースを構え、以下の切り口で同社グループのユニークな商材や技術を紹介する。
会場では、同社が1938年から製造している酢酸セルロースを原料とする海洋分解性酢酸セルロース樹脂「CAFBLO」の用途展開、リサイクル技術、クラレと開発を進めている環境に優しい新繊維素材の共創事例をはじめ、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)のリーディングカンパニーであるポリプラスチックスが進める環境配慮型エンプラなど、同社グループの多数のバイオマス素材を展示する。
同時に、循環型社会実現に向けて同社が提案する「バイオマスバリューチェーン構想」に関わる新技術や、カーボンネガティブ実現に向けた「ナノダイヤソリューション」など、CMで取り上げた研究テーマの最新情報を紹介する。
2023年09月12日