レゾナック、事業終了決定　台湾ハードディスクメディア

　レゾナック・ホールディングスは９月15日、同社の連結子会社であるレゾナック（ＲＥＣ）において、ＲＥＣ子会社である、Ｒｅｓｏｎａｃ　ＨＤ　Ｔａｉｗａｎ（ＲＨＤＴ）のハードディスクメディア（ＨＤメディア）事業の終了を決定したことを発表した。
　同社ＨＤメディア事業は台湾ＲＨＤＴで、ＨＤメディアの生産販売を実施していたが、今回ＲＨＤＴでのＨＤメディア事業の終了を決定した。グローバルでのハードディスクドライブの需要低迷等、市場環境の変化や、ＨＤメディア事業全体の戦略の見直しに基づくものです。今後、ＲＨＤＴの株主総会など、清算に向けた手続きを実施する。
　スケジュールは10月末日にＨＤメディア生産終了、２０２４年６月にＲＨＤＴ株主総会・解散決議を予定している。
　本件により、２０２３年12月期の連結決算において特別損失の計上を見込んでいるが、詳細は現在精査中。なお、２０２３年８月８日発表の業績予想には、一定額を特別損失として織り込んでいる。今後開示すべき事項が発生した場合は、速やかに発表する、としている。