豊田合成は９月25日、同社の仕入先69社が構成する「協和会」により、各社が持つ生産技術などの得意分野をパネルや実物（製品）で同社に紹介し、協業の深化につなげる「勝ち技展示会」が開催されたと発表した。
同社と仕入先とはオープンなパートナーシップに基づき、製品開発や人材育成、環境負荷低減などで連携し、モビリティ社会の変化に柔軟・迅速に対応していくことを目指している。昨年に続き２回目となる今回の展示会では、協和会の仕入先が新たに12社出展し、計30社が参加した。
「更なる協業を目指して」をメインテーマに協業事例紹介ブースを設け、カーボンニュートラルに向けた取り組みに加え、生産工程での廃棄物を再生資源にする工法や物流改善など、計58事例が紹介された。
仕入先が培ってきた知見を同社製品の付加価値向上に活かすなど、双方の持続的な成長につなげていく。
同社は、仕入先などの経営者の方々を対象とした「経営困りごと相談室」において、自動車業界の動向などに造詣の深いメンバーが、経営課題に対する実効性の高い解決策のアドバイスを提供するなど、仕入先のサポートにも力を入れている。今後も、日本のモノづくりを根底から支える仕入先との連携を深め、持続的な成長を目指していく。
展示会の期間は、２０２３年９月20日～ 21日、場所は、同社北島技術センター（愛知県稲沢市）、来場者は、約１１００名（役員、管理職、技術者 他）、参加社は、安藤工業所､近藤製作所､東海理機､ＴＧロジスティクス､宮下製作所､佐藤鉄工所､三和機械工業所､アイチシステム､愛知皮革工業､鈴木化学工業所､浜名プラスチック、三陽製作所､ヨコヤマ精工､北星ゴム工業､テイエスケイ､山口精機工業､池戸製作所､三和スクリーン銘板､タイセイプラス､東洋理工、ケーアールアイ､三喜工作所､ミクニ製作所､エムエス製作所､コヅカテクノ､ＴＭＷ､関東製作所､星和化成､表面研究所､レイモンジャパン（順不同）となる。
展示会の様子
