横浜ゴムは9月26日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が同月、子育てを中心とした社会問題解決に取り組む認定NPO法人「フローレンス」へ活動支援金を寄付したと発表した。
同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は100万円となる。同団体への支援は昨年に続き2回目となる。
「フローレンス」は、「今を生きるわたしたちとまだ見ぬ子どもたちが希望と手をつないで歩める社会」を目指し、子どもの虐待や貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言を行っている。
今回同社が支援する「赤ちゃん縁組」は、赤ちゃんの虐待死をゼロにする解決策として、妊娠期に課題を抱える妊婦の相談を受け、出産と同時に子どもを望む育ての親に託す取り組みとなる。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立した。
同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく。
フローレンスの赤ちゃん縁組事業に関する動画は、YouTube「我が家に来てくれてありがとう」特別養子縁組で家族になった夫婦インタビューにて配信している。
2023年09月28日