住友ゴム工業は9月29日、2024年1月1日付をもって、国内市販用タイヤ販売体制を再編することを発表した。
同社は今年2月に発表した新中期計画に基づき、基盤強化活動のための組織体質改善に取り組んでいる。自動車関連ビジネスを取り巻く環境が大きく変化していく中、迅速に変化に対応できる組織づくりを進め、新たな環境に対応したビジネスやユーザーへのサービス向上にリソース配分するとともに、収益力強化に努めていく。
現在11社体制の国内タイヤ販売会社および同社タイヤ国内リプレイス営業本部の一部機能を組織再編によりダンロップタイヤに統合する。新会社には、同社タイヤ国内リプレイス営業本部が担当しているマーケティングや広域営業などの機能を移管し、国内タイヤ販売を一体的、効率的に運営するとともに、新設する各カンパニーが従来通り担当エリアの営業活動に集中する体制にする。
2023年10月03日