東洋紡エムシーは10月4日、環境に配慮した三次元網状繊維構造体の新製品(2製品)を開発したことを発表した。1つは、水平リサイクル型三次元網状繊維構造体「ブレスエアーメビウス」、もう1つは生分解性樹脂を用いた「テルスエコー」。
10月4日(水)から6日(金)に幕張メッセで開催される「サステナブルマテリアル展(SUSMA)」で、これらの新製品を初出品する。
「サステナブルマテリアル展(SUSMA)」は、植物由来材料やリサイクル材料、軽量化素材など、環境配慮型材料やリサイクル技術が集まる展示会で、同社ブース番号は35-52。
「ブレスエアー」は、同社が製造販売する熱可塑性ポリエステル系エラストマー「ペルプレン」を繊維状にして、立体的に接合した三次元網状繊維構造体。軽量・高反発で、耐久性や通気性に優れることから、1996年の上市以来、一般用・業務用寝具、新幹線などの鉄道車両や船舶の座席シート、オートバイやベビーカーなど幅広い用途で採用されてきた。
同社は、「ブレスエアーメビウス」と「テルスエコー」を通じて、環境負荷低減に向けた具体的な取り組みを推進していく。
2023年10月05日