横浜ゴムのジオランダー グッドデザイン賞受賞

2023年10月06日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは10月5日、同社が本年10月末より発売するクロスオーバーSUV向けオールシーズンタイヤ「GEOLANDAR CV 4S(ジオランダー・シーブイ・4エス)」と3月から国内で販売しているキャンピングカー専用タイヤ「BluEarth-Camper(ブルーアース・キャンパー)」が10月5日、2023年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
 受賞した「ジオランダー・シーブイ・4エス」はクロスオーバーSUV向けのオールシーズンタイヤで、ドライ性能はもちろん、高いウェット性能と雪上性能を実現。SUVユーザーに求められる耐摩耗性能と静粛性を高次元で両立している。
 サイド部にブロックを配置することでSUVにふさわしいパワフルなデザイン性も備えている。
 受賞にあたっては様々な性能を高次元でバランスした点やデザイン性の高さが評価された。
 「ブルーアース・キャンパー」は高荷重、高重心の車両特性により運転時のふらつきが発生しやすいキャンピングカーに対応するため、高い耐久性と操縦安定性を両立させたタイヤとなる。
 サイドウォールにはキャンピングカーにふさわしく雄大な山岳をイメージしたデザインを採用したほか、キャンピングカー向けタイヤの専用規格であるCP規格適合サイズをラインアップしている。
 今回、キャンピングカーにふさわしい性能の実現に加え、ユーザーの安心安全なタイヤ選びをサポートするデザインや専用規格サイズの設定が評価された。
 同社のタイヤ商品は2016年から8年連続、16商品でグッドデザイン賞を受賞しており、乗用車用タイヤ、SUV向けタイヤ、スタッドレスタイヤ、トラック・バス用タイヤなど幅広いカテゴリーにおいて高い評価を得ている。
 「グッドデザイン賞」は日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン評価推奨制度で、国内外の多くの企業や団体が参加している。グッドデザイン賞受賞作品には優れたデザイン性を象徴する「Gマーク」の使用が認められる。
 審査員は、「ジオランダー・シーブイ・4エス」について、「SUV用のオールシーズンタイヤとして、静粛性能と耐摩耗性能にこだわって開発されたタイヤ。さまざまなシミュレーションをもとに、両立の難しい機能性を兼ね備え、かつ、タイヤデザインにもこだわった商品として評価したい。」とコメントしている。
 「ブルーアース・キャンパー」については、「高まるキャンピングカー人気の中で、車両の大型化や重量の増加が一般化している。ユーザーが楽しく安全な走行体験を実現するため、タイヤ性能の果たす重要性は増している。ブルーアース・キャンパーでは、サイドウォールに一目でキャンピングカー専用設計タイヤと判別できるデザインが施され、ユーザーはタイヤを選択する際に混乱せず、安全性を確保できる。また欧州のキャンピングカー専用タイヤ規格の獲得は、ユーザーにとって信頼性が高い選択肢であることを示している。メーカーが正しい情報提供をおこなうことは、ユーザーへの安心安全の提供であり、その取り組みは高く評価されるべきである。」とコメントしている。

ジオランダー・シーブイ・4エス

ジオランダー・シーブイ・4エス

ブルーアース・キャンパー

ブルーアース・キャンパー

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー