ブリヂストンは10月10日、同日に発信されたFIAおよびFOGのニュースリリースを受けコメントした。
同社はタイヤメーカーの「原点」として、モータースポーツ活動を推進している。「タイヤは生命を乗せている」を大原則に、クルマ・ドライバーが極限の状態で挑戦を繰り返すレースにおいて安心・安全を守り続け、モータースポーツ活動を通じて、モビリティの進化を足元から支えている。2023年には、ブリヂストンモータースポーツ活動60周年を迎えた。今後に向けても、モータースポーツ活動を強化し、サステナビリティを中核に据えた「サステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツ」として進化させていく。
同社の石橋秀一GlobalCEOは「ブリヂストンにとって、モータースポーツは「極限への挑戦」であり、「最高の品質で社会に貢献」という私たちの使命や、そこにある誇りや情熱を裏付けるものです。これまで60年間の挑戦の中で、技術開発力、生産供給力、ブランド力、人材育成を磨き続け、グローバルにプレミアムタイヤビジネスを展開する基盤を築いてきました。3月10日に実施したモータースポーツ発表会においても、「原点」へ立ち戻り、再度、グローバルモータースポーツというジャーニーに足を踏み出すことをお伝えしています。今回の応札ではF1に携わることは実現しませんでしたが、求められるレースコンディションに合わせ「究極のカスタマイズ」を実現するENLITEN技術を含めた当社の技術優位性や、バリューチェーン全体におけるサステナビリティの取り組みはFIAやFOGからも高く評価されたものと認識しています。ブリヂストンは、今後もサステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツ活動を推進し、「走る実験室」として技術イノベーションを加速させると共に、ブランド力の強化を目指します。そして、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」にて「Emotion 心動かすモビリティ体験を支えることにコミットする」と掲げた通り、モータースポーツを愛する仲間たちと共にモータースポーツを楽しみ、感動を共有しながら、パッションを絶やすことなくモータースポーツ文化の発展に貢献してまいります。」
2023年10月12日