プラスチック製品製造の専門展示会「IPF Japan2023(国際プラスチックフェア)、国際プラスチックフェア協議会主催」が11月28日~12月2日の5日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される。
3年に1度開かれている同展示会は、前回(2020年)はコロナ禍で対面形式の展示会は中止(WEB形式での開催)となったため、対面開催は6年ぶりとなる。展示会期間中は、国内はもちろん、アジアを中心に海外からも800を超える出展者が集結し、6年の間に進化した最新の製品・技術を披露する。
展示会場(幕張メッセ1~8ホール)では、プラスチック・ゴムに関連する原材料、機械、製品、リサイクル機器、受託加工などに加えて、今回は新たな試みとして、バイオマス・生分解性プラゾーン(プラ原材料・添加剤、フィラー展内)と3Dプリンティングゾーン(プラ成形機・成形関連システム展内)の2つの出展ゾーンを新設する。
さらに、テーマパビリオンについても、産学連携コーナーをはじめ、プラスチックの未来をひらくコンポジットと題し、FRP(繊維強化プラスチック)やCNF(セルロースナノファイバー)の紹介、環境問題への取り組みなどについても充実・強化した。また、会場内では出展者プレゼンテーション(聴講無料)や先端技術セミナー(同)を開催する。経営者や技術開発者、購買・調達担当、営業といった立場や業種は違えどもプラスチックとゴム産業に携わる方々であれば、ビジネスに役立つヒントや新たなビジネスパートナーが見つかる場所になるはずだ。
IPF Japan2023の公式サイトでは、出展者名や出展者の小間番号などを確認することができる。今回より出展者ページは「オンラインショーケース」として内容を大幅にパワーアップ。出展者リストの「キャッチフレーズ」より気になる出展者を探し、出展製品情報などが事前にチェックできる。
なお、入場料金は事前の登録(無料)が必要。展示会当日は、必ず「来場者バッジ」をプリントアウトして持参。現地での登録には手数料(1000円)が必要となっている。