東洋紡エムシーは、10月26日から11月5日まで開催されてる「ジャパンモビリティショー 2023」(一般公開は10月28日から)のシンボルコンテンツ「Tokyo Future Tour」で、協力参加企業の一員として、三次元網状繊維構造体「ブレスエアー」を用いたチェアを展示することを発表した。
東京モーターショーから名称を変えたジャパンモビリティショー2023は、今年、自動車業界の枠を超えて他産業やスタートアップ、来場者らと一緒に創るショーとして開催される。同社は、モビリティ分野で展開を進めている「ブレスエアー」を用いたチェアを展示し、「ブレスエアー」のクッション材としての機能性やリサイクルが可能な環境適合性を訴求する。
同展示物は、自然との調和をイメージした木目調チェアのクッション部分に、「ブレスエアー」を採用。クッション部分は60×60cmの大きさで、「ブレスエアー」を素材のままむき出しにしたものと表面をカバーで覆ったものの2種類が展示される。
ポリエステル系エラストマー繊維を立体的に接合した「ブレスエアー」は軽量であり、通気性に優れるため着座時の蒸れを抑える特徴がある。今回は30台のチェアを製作し、「Tokyo Future Tour」の会場で実際に使用いただくことで、自動車への関心の高い来場者に向けて、「ブレスエアー」の機能性と快適性、水平リサイクルが可能な環境適合性などをアピールする。
また、ジャパンモビリティショー2023の来場者が、お気に入りの出展物「推しモビ」を探せる公式アプリ「推しモビ図鑑」でも、「ブレスエアー」について情報発信を行っている。
2023年10月26日