モルテンは10月26日、⽯川県⽴看護⼤学と医療・福祉機器分野の研究開発に関する共同研究講座「ウェルビーイング看護学」を開設する協定を締結したことを発表した。
講座は2024年4⽉スタートで5年間を予定し、医療・介護サービスを受けられる⾼齢療養者様が⼈⽣の最期まで尊厳をたもち、幸福に過ごすことのできる「幸福寿命」を伸ばすことを⽬指し、看護・介護職の「⼼⾝負担軽減」ための機器開発を⾏う。同社は同講座にメーカーならではのモノづくりノウハウと研究資⾦を提供する。
同大学の真⽥学⻑と同社は、2010年に東京⼤学⼤学院医学系研究科・医学部における寄附講座「ライフサポート技術開発学」を開設。「みまもり⼯学」「看護⼯学」「⼈間⾏動計測」を中⼼に共同研究を進め、センサー機能付き⾼機能ロボティックエアマットレス「レイオス」を発表している。今回の共同開発では、看護領域と理⼯学分野から新たな価値を付加していく。
同社では、「From the Inside Out(フロム・ジ・インサイド・アウト)」の理念に基づき、「内から外へと広がる豊かな⼈⽣と、健康で安⼼して暮らせる社会のために」貢献できるよう、今後も⾰新的な新製品を創造し、伝達していく。
2023年10月30日