TOYO TIREは10月31日、同社製自動車用タイヤの生産拠点である宮城県岩沼市の仙台工場にて、10月21日に地域の方々や従業員の家族を招いて「地域ふれあいフェア2023」を開催したと発表した。
仙台工場は1962年に操業を開始し、地域の方々からのご支援のもと半世紀以上タイヤづくりを続けている。
地域社会との共生をめざす活動の一環として、1993年から同工場の敷地内にて「地域ふれあいフェア」を始めた。2020年~2022年までコロナ禍により開催を見合わせたため、今年は4年ぶりの実施となった。
当日は、開場前から再開を待ち望んでいた方々が行列をつくり、岩沼市および同工場の従業員が多く居住する仙南地域を中心に約1200名の方が来場した。
会場では、来場者への花のプレゼントをはじめ、地元のキッズダンサーによるステージパフォーマンスや子ども向け縁日の開催、フードコーナーの設置など、さまざまなプログラムを展開した。
また、同社のモノづくりを身近に感じていただくために、通常は一般公開していない工場内を見学できる「工場見学ツアー」を実施した。同ツアーは毎回好評をいただいており、今年は約400名の方が参加した。
さらに、冬本番を迎える前の備えとして同工場で生産しているスタッドレスタイヤの展示や、同社独自でプログラムを開発したドライブシミュレーターによるタイヤの安全啓発も実施、会場は終日賑わい、イベント再開の歓迎ムードに包まれた。
同社はこれからも事業活動を行なう各拠点所在地において、企業市民としてさまざまな活動を通じて地元の方々と交流を図り、地域社会に貢献していく。
2023年11月01日