東ソーは11月2日、電話会議による決算説明会を開催し、坂田昌繫執行役員経営管理室長が24年3月期第2四半期決算の説明を行った。24年3月期第2四半期の売上高は4856億7900万円で前年同期比7・8%減、営業利益は321億400万円で同28・7%減、経常利益は443億8900万円で同31・3%減、四半期純利益は267億1600万円で同36・4%減となった。
セグメントのうち、石油化学事業の売上高は923億円で同13・1%減、営業利益は39億円で同38・4%減となった。営業利益はナフサなど原燃料価格下落に伴いポリエチレン樹脂等の交易条件が改善したが、在庫受払差の悪化や販売数減の影響で減益となった。
製品別では、クロロプレンゴム(CR)は国内輸出ともに需要低迷で出荷数量が減少したが、円安進行や原材料価格高騰を背景に国内輸出ともに販売価格は上昇した。
また、ポリエチレン樹脂は様々な業界で需要が低迷し、特に国内出荷数量が減少した。
クロロプレンの足元と23年度下半期(23年10~24年3月)の
2023年11月02日