住友ゴム工業は11月2日、DUNLOP(ダンロップ)としてサポートする車両が、全8戦で開催された「2023年全日本ラリー選手権」で、全6クラス中3クラスでシリーズチャンピオンに輝いたと発表した。
全日本ラリー選手権は、一般公道を閉鎖し、いくつかの競技区間を1台ずつタイムアタックし、その合計タイムを競うモータースポーツとなる。開催地域によって環境や路面が異なることから、タイヤ選択が勝敗に大きく影響する。
最高峰クラスのJN1クラスでは、Kovalainen選手と北川選手が2年連続でシリーズチャンピオンを獲得。さらに、JN5クラスはドライバーで松倉選手、コ・ドライバーでは豊田選手が初のタイトルに輝いた。JN6クラスでは天野選手が15回目、井上選手が16回目のチャンピオン獲得で、歴代TOP記録を更新し続けている
今シーズンは、舗装路面のドライ用として「DIREZZA 301R M(ディレッツァ301アール エム)」「DIREZZA 301R S(ディレッツァ301アール エス)」に加え、ウエット用として「DIREZZA 201R (ディレッツァ201アール)」を投入し、高いウエットグリップ性能と耐摩耗性能で好成績に貢献した。
ダンロップでは、今後もブランドのさらなる価値向上を目指しタイヤ開発を強化することで、車を楽しむファンを支えモータースポーツの裾野を広げるべく活動していく。
JN1クラスのドライバーは、Heikki Kovalainen氏、コ・ドライバーは北川 紗衣氏、チームはRally Team AICELLO、車両はSkoda FabiaR5、タイヤはディレッツァ301アール エム、ディレッツァ301アール エス、ディレッツァ201アールとなる。
JN5クラスのドライバーは、松倉 拓郎氏、チーム、TERZO MARUMURA RALLY TEAM、車両はTOYOTA YARIS、MAZDA DEMIO、コ・ドライバーは豊田 耕司氏、チーム、AISIN RALLY TEAM with LUCK、車両はTOYOTA GR YARIS RS、タイヤはディレッツァ301アール エム、ディレッツァ301アール エス、ディレッツァ201アールとなる。
JN6クラスのドライバーは、天野 智之氏、コ・ドライバーは井上 裕紀子氏、チーム、豊田自動織機Racing Team、車両はTOYOTA AQUA GR SPORT、タイヤはディレッツァ301アール エム、ディレッツァ301アール エス、ディレッツァ201アールとなる。