TOYO TIREは11月2日、同社製SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY 785(オープンカントリー 785)」、およびSUV用スタッドレスタイヤ「OBSERVE W/T-R(オブザーブ ダブルティーアール)」のサイズラインアップを拡充し、2023年12月より国内で順次発売すると発表した。
国内でのSUV人気は依然として高く、同カテゴリの新車販売台数は増加傾向にある。また、新車や大型車だけでなく、旧モデルや小型タイプのSUV車両を自分好みにカスタマイズして楽しむユーザーが増えている。
こうしたSUVの多様化、車両やタイヤサイズのバリエーション拡大に対応するため、今回「オープンカントリー 785」「オブザーブ ダブルティーアール」の2商品でサイズ拡充を行う。
「オープンカントリー 785」は、40年前に初代OPEN COUNTRYブランドとして誕生した同商品の復刻版となる。昨年の発売以来、旧モデルの車両と親和性のあるレトロなデザインがユーザーの間で話題となり、サイズ拡大への要望の高まりを受けて対応する。
「オブザーブ ダブルティーアール」は、同社のオフロード向けタイヤで使用している大型のサイドブロックを採用し、ワイルドで力強いデザインと悪路走破性に好評を得ている。
冬用タイヤへの交換時にも車両をカスタマイズするユーザーからのニーズを充足できるよう、サイズラインアップを追加する。
同社は中期経営計画「中計’21」において、顧客志向を発掘・開拓することを掲げている。今後も市場におけるトレンドやユーザーのインサイトを的確に把握し、独自性の高い魅力ある商品をお届けしていく。
OPEN COUNTRYシリーズは、今年で生誕40周年を迎えた歴史のある主力ブランドとなる。同社は、世界でも過酷なオフロードレースといわれている「ダカールラリー」や「BAJA 1000」などの国際レースに参戦し、その経験によって得た知見を商品開発にフィードバックしている。レースで培った高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUVの本場である北米市場で高く評価されている。
同社はOPEN COUNTRYブランド誕生の1983年に上市したオープンカントリー 785の復刻モデルを昨年より発売した。トレッドパターンは当時のデザインをそのまま再現し、サイド部の片側は発売当時と同じレトロデザイン、反対側はアイボリーホワイトレターを採り入れたモダンデザインとし、ユーザーの好みに合わせて装着できる仕様としている。
インチは16、タイヤサイズLT215/85R16 110/107S 8PRのメーカー希望小売価格は、3万1600円(本体価格)/3万4760円(税込)、タイヤサイズ、LT235/85R16 114/111Sのメーカー希望小売価格は、3万3600円(本体価格)/3万6960円(税込)、発売開始時期 は、2023年12月となる。