ゴムタイムス社は11月30日、「ポリマーアロイ・ブレンドの基礎と構造制御・高性能化」と題するＷＥＢセミナーを開催します。
高性能・高機能な高分子材料を得るためには、混合・複合化が不可欠ですが、混合系では構造が物性を支配していることから、その制御が中心課題となっています。本セミナーでは、構造と物性との関係に触れながら、相分離構造制御の重要性を示し、相溶性や相分離構造形成メカニズムといった構造制御を行う上で基本的な概念を説明します。さらに、これまで講師が培ってきた知見を基に、目的の物性を得るために欠かせない構造制御技術の基礎について、具体的な手法についても示しながら概説します。
◎セミナー開催日時11月30日12時30～16時30分
◎講師は扇澤敏明氏（東京工業大学物質理工学院教授）。講師略歴東京工業大学大学院博士課程修了、ＤｕＰｏｎｔ社Ｃｅｎｔｒａｌ Ｒｅｓｅａｒｃｈ ＆ Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ客員研究員、通商産業省工業技術院、繊維高分子材料研究所研究員、同物質工学工業技術研究所主任研究官、東京工業大学現在に至る。
◎受講料４万５０００円（１人、税別）。
◎お申込みはゴムタイムスＷＥＢから。
◎当日のプログラム①ポリマーアロイとは？（定義（相溶性と相容性）、具体的事例（構造物性相関）②相分離構造制御③ポリマーブレンドの相溶性と構造制御との関係④相分離機構と構造（スピノーダル分解と核生成・成長と構造、反応誘起型相分解と構造制御）⑤ポリマーアロイ界面のナノ構造解析と材料物性（界面の熱力学、界面の構造解析、反応系高分子－高分子界面、界面構造と接着性）。
