タイガースポリマーの24年3月期第2四半期決算は、売上高が240億6700万円で前年同期比10・1%増、営業利益は18億2700万円(前年同期は2億2100万円の損失)、経常利益は25億9600万円で同243・3%増、四半期純利益は18億5600万円となった。
セグメント別では、日本の売上高は106億7500万円で同2・6%増、セグメント利益は5億200万円で同313・4%増となった。家電用ホース・産業用ホース・ゴムシート類の販売は減少したが、自動車部品の販売が増加した。
米州の売上高は109億5600万円で同26・5%増、セグメント利益は11億9700万円(前年同期は5億700万円の損失)となった。自動車部品・産業用ホースともに販売の増加に加えて、円安による為替換算上の影響もあり、増収増益となった。メキシコの自動車部品は、円安による為替換算上の影響があり増収となったが、人件費や諸経費の増加等により減益となった。
東南アジアの売上高は17億2300万円で同10・4%増、セグメント利益は9900万円で同12・7%減となった。自動車部品のタイ国内や米州向け販売が増加したことや円安による為替換算上の影響等により、増収・増益となった。マレーシアでは、家電用ホースの販売が減少したこと等により、減収・減益となった。
中国の売上高は24億2600万円で同17・6%減、セグメント損失は4200万円(前年同期は1000万円の利益)となった。中国では自動車部品・家電用ホースともに販売が減少した。
24年3月期通期業績予想については前回予想を修正した。売上高は480億円で同6・0%増、営業利益が30億円で同175・1%増、経常利益が37億円で同97・9%増、当期純利益が24億円で同194・0%増を見込んでいる。
2023年11月09日