東洋ゴム　避難生活の支援活動　グループを挙げて

東洋ゴム工業は従業員の安否確認を優先事項として、現地での確認作業を進めてきたが、３月22日現在の東北地方における同社グループ拠点の全従業員の安否 確認をまとめた。当該地域の対象従業員総数２１５９名に対し、無事が確認できたのは２１５１名、怪我を負った従業員が４名、３名の従業員の死亡が確認さ れ、１名が依然として行方不明となっている。また、同居している家族の安否については５家族・７名の死亡が判明し、12家族については依然連絡が取れてい ない状況という。　なお、従業員の家屋被害については、流失を含む全壊１１０軒、半壊40軒、浸水等の被害が２５４軒などとなっている。同社では被災した 従業員家族に対し、関西地区の事業所より従業員からの必要物資の提供など、グループを挙げて避難生活の支援活動を進める一方、引き続き、行方不明の関係者 について安否確認を進めている。